こんにちは！埼玉県北葛飾郡杉戸町に本社を置き、春日部市など関東エリアの空調設備工事に携わる株式会社空調社です。
空調設備工事は設置の対象となる目的によって大きく2種類に分類されています。
設備は快適さや健康維持など法律によって定められた基準のほか、求められる清浄な空気環境など条件や制度があるのです。
今回は健康や機械部品の機能を維持する2つの空調設備工事をご紹介します。
保健用空調（対人空調）
保険用空調は建物の中で働く人や、生活をしている人の健康と快適性の維持を目的に行う空調です。
建物はオフィスビル・商業施設・ホテル・学校・病院などがあります。
延床面積が3000平方メートル以上のものなど一定条件を満たす施設では、建築物の衛生的環境を確保する法律の空気基準を満たなければなりません。
空気基準の項目には、温度が17～28℃、相対湿度が40～70％の管理基準があります。
他にも気流のほか、二酸化炭素の含有率、浮遊粉塵やホルムアルデヒドの量などが定められているのです。
ただし、保険用空調では換気設備のみ設置する場合は、温度と相対湿度は適用外となります。
産業用空調（プロセス空調）
産業用空調は機械製品などの産業用途や、工場内で働く人の労働環境の維持を目的に行う空調です。
例えば、工場で生産する製品の品質維持、精密機器工場のクリーンルーム、研究施設で実施する検査や分析精度の安定化などです。
精密な機械製品の製造過程では、厳密な温度・湿度管理のほか清浄な空気環境など、要求される目標値や制度は個々に異なります。
さらに、夏場の工場内は非常に暑く労働量に比例して個々の代謝量も増加するため、適切に空調を稼働し室内環境を維持する必要があるのです。
産業用空調は、空気の温度と湿度、清浄度や気流を調整し、働く人の快適性や意欲などの向上、製品の生産・管理・貯蔵などに重要な役割があります。
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