こんにちは！埼玉県に本社を置き、業務用エアコンの工事、ダクト工事といった空調工事を行っております株式会社空調社です。
皆様が普段利用されている施設を快適な環境にしている業務用エアコンですが、稼働方式が2種類あることはご存じでしょうか。
そこで今回は、業務用エアコンの2種類の稼働方式についてご紹介します。
業務用エアコンの稼働方式
業務用エアコンの稼働方式は一定速方式とインバーター方式の2種類です。
一定速方式は、稼働力を最大にして室内温度がエアコンの設定温度に達するまで運転します。
室内温度がエアコンの設定温度に達したら運転を止め、時間経過とともに室内温度とエアコンの設定温度に差が出たら、再び最大の稼働力でその差を埋めるということを続けていきます。
一方のインバーター方式は、運転を開始し室内温度がエアコンの設定温度に近づいてきたらエアコンが自ら稼働力を調整し、適温を保ち続けるという仕組みです。
今の主流はインバーター方式
現在の主流は、インバーター方式です。
2000年以前までは一定速方式が主流でしたが、なぜ今はインバーター方式が主流になったのでしょうか。
1つ目の理由は、消費電力です。
業務用エアコンは室内温度と設定温度との差が大きいほど電力が必要です。
一定速方式は温度差が出る度に常に最大の稼働力で運転を行うので、その分消費電力が大きくなります。
しかし、インバーター方式は、室温を適温に保てるよう調節して運転しているので、温度差による電力の消費を削減できるのです。
2つ目の理由は、室内環境の快適さです。
一定速方式は室内温度がエアコンの設定温度に達したら止まり、差が出たら動くという仕組みなので、寒すぎたり暑すぎたりという状況が生まれます。
インバーター方式では常に一定の温度を保っていくので、寒すぎる暑すぎるという状況が生まれにくくなります。
以上のことから、現在はインバーター方式が主流になっているのです。
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